2006年5月アーカイブ

審査委員会副主任  凌星光       
 西北地区日本語コンテストは成功裏に終了いたしました。閉会の辞を述べるに当たって、審査に当たって感じたことを一言述べさせていただきます。
 先ず日本語の表現についてですが、改革開放初期の頃と比べると、発音やアクセントがすばらしく進歩しました。なかには、日本人と殆ど変わらない発音、アクセントを発する選手も何人かいました。これは多分、殆どの大学で日本人教師がいるからだと思います。問題は熟練度です。午後の即席スピーチでは本人の実力が試されます。正しい発音、アクセントでしゃべる人は大幅に減ってきました。常日頃から、反復練習に努めることが重要です。

ここ数年、自衛隊のイラク派遣、憲法第九条の改正、米日両軍の一体化、領土問題での韓国、中国、ロシアとの関係悪化など日本の平和的イメージを損なう動きが目立っている。日本のソフトパワーが低下しないか懸念される。

 1919年に起きた五四運動は、中国現代史の幕開けとなった。1921年に中国共産党が成立し、国民党と共産党の第一次国共合作によって軍閥政権が打倒された。現在大陸では、5月4日は青年節として、毎年、記念活動が展開される。

昨年7月から今年の3月にかけて、中国の経済学界において新自由主義論を巡る論争が展開された。それは学術論争の域を越え、人身攻撃がらみの政治闘争にまで発展する様相を呈した。そこで胡錦濤国家主席がストップをかけ、現在、論争は停止状態となった。しかし、この7ヶ月の論争は今後の中国を見る上で極めて重要な内容が含まれている。本稿では問題の提起、新自由主義批判、国内外情勢の背景、批判への反批判、当局の思惑と対応などを紹介しつつコメントし、最後に論争の在り方と今後の展望を提示したい。

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