第16期六中全会が10月8日から11日にかけて開かれ、「社会主義和諧社会構築に関する若干の重要問題についての決定」を採択した。これは来年の第17回党大会準備の決定であり、胡錦濤色の強い歴史的意義のあるものである。9月下旬の上海市党書記陳良宇解任と合わせて、歴史的ターニングポイントとなる第17回党大会の準備は加速化される。
まだ決定の全文は発表されていないが、コミュニケや人民日報社説などによってコメントする。
2006年10月アーカイブ
昨年12月の第一回東アジアサミットでは、日中間の角逐が展開された。今年12月の第二回東アジアサミットは果たしてどのようなものになるのであろうか。人々の予測に反して、安倍晋三首相の10月訪中が決まった。それは胡錦濤体制が固められ、外交面でも新しい展開を見せていることと密接な関係がある。本稿では、まず第一回東アジアサミットを回顧し、日中間の争点を整理する。次に胡錦濤外交の特色を述べ、今後の日本及び東アジアへの影響を暗示する。最後に今年の第二回東アジアサミット及び東アジア共同体の行方について論じる。
安倍晋三首相は国会答弁で、今まで述べてきたこととの関係での「批判は甘んじて受ける」と言い切った。正に「君子は豹変す」とはこのようなことであろう。
安倍首相は8日中国を訪問し、歴史認識問題について一応の決着をつけ、未来志向の共同文書を発表した。それは安倍首相の従来の主張とはかなり異なるものであった。内政、外交両面においてタカ派であると見られた安倍首相が、総裁・首相就任確定後、かくも大きな転換を図るとは、誰もが予想していなかったであろう。
安倍首相が訪中する。日中最高当局の政治的決断を称えたい。
5日の国会答弁で、東条内閣の日米開戦の判断は間違いだった、歴史認識問題では村山談話を継承する、従軍慰安婦問題での河野談話を継承するなど、日本の首相として責任ある発言を行った。これは日中首脳会談を成功させる環境整備につながり、高く評価したい。但し、これが訪中、訪韓前の一時逃れではなく、日本の真の国家利益を考えた、戦略的視点に立った発言であったと信じたい。
今日、安倍首相訪中のニュースが報道された。喜ぶべきニュースである。去る8月17日、中国の「参考消息」が私の見方を掲載してくれた。その中で、「分祀論が主流となり、靖国問題の山場は越した。安倍政権になっても、最大障害を取り除くだろう」としめくくった。それがこんなにも早くやってくるとは思わなかった。元法務大臣野沢太三(森派)は9月25日の研究会で、劇的展開を見る可能性もあると語った。また竹村健一氏は昨日(日曜日)報道21で、「ニクソンが訪中したように、安倍も訪中すべきだ」と述べた。日本の世論は固まったと言える。日中妥協の解決方法は(1)参拝しないと言明はしない、(2)来年上半期までに分祀する、(3)来年後半に参拝する、と考える。首脳会談ができれば、両国間の雰囲気が大きく変わり、その他の懸案も解決されやすくなるであろう。
2006年10月2日
今日、安倍首相10月2日訪中の予定が報道された。喜ぶべきニュースである。去る8月17日、中国の「参考消息」が私の見方を掲載してくれた。その中で、「分祀論が主流となり、靖国問題の山場は越した。安倍政権になっても、最大障害を取り除くだろう」としめくくった。それがこんなにも早くやってくるとは思わなかった。元法務大臣野沢太三(森派)は9月25日の研究会で、劇的展開を見る可能性もあると語った。また竹村健一は昨日(日曜日)報道21で、「ニクソンが訪中したように、安倍も訪中すべきだ」と述べた。日本の世論は固まったと言える。日中妥協の解決方法は(1)参拝しないと言明はしない、(2)来年上半期までに分祀する、(3)来年後半に参拝する、と考える。首脳会談ができれば、両国間の雰囲気が大きく変わり、その他の懸案も解決されやすくなるであろう。
