関良基様
昨日、事務所で力石先生のFAX「北朝鮮の大量飢餓を救済する方法についてーー金正日引退のシナリオ」を手にし、興味深く読ませていただきました。早速、ネットで調べたところ、関さんのブログが出てきました。力石先生が1960年代に書かれた構造改革論も興味あるものでした。
日中関係研究所訪中団五人が10月22日から28日にかけて北京、天津、上海で交流してきました。その中で北朝鮮問題も話し合ってきました。私は金正日引退のシナリオを念頭に置くべきだと話してきました。この点では力石先生と共通する面がありますが、「逃散政策」はアイデアとしては面白いが、それをやると中朝国境は第二の38度線になります。公にこの政策を打ち出すことは賢明ではないと思います。但し、中国では大量難民対策を検討しつつあります。韓国も38度線での難民受け入れ対策を考えるべきでしょう。こうした動きには国際協力が不可欠となります。その場合、アメリカ抜きは考えられないと思います。米国の支持も必要です。
今、最も重要なことは、金正日には引退してもらうが、労働党体制は維持するという国際的コンセンサスの確立とその世論作りです。そのために、六カ国の有識者が声を出すべきだと思っています。力石先生に宜しくお伝えください。

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