時事小論: 2006年7月アーカイブ

一 北朝鮮ミサイル発射を巡る日中間の角逐 
先ず、北朝鮮が事前通告をせず、出し抜き発射をしたことについてかなりのショックを受けたようだ。そして日本が素早く対応し、安保理による「制裁」決議案を日米共同で提案、しかも英仏の支持を得ることとなり、中国は受身に立たされることとなった。日米提案は、制裁決議案を10日に裁決することになっており、時間的余裕もなく、重大なピンチに立たされた。中国として絶対に避けなくてはならないのは、制裁決議を採択することによって、事態が一層悪化し制御不可能になることであった。そこで先ずとった措置は、武大偉氏を朝鮮に派遣し説得を試みるゆえ、決議採択を引き伸ばすよう提案することであった。

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