昨年7月から今年の3月にかけて、中国の経済学界において新自由主義論を巡る論争が展開された。それは学術論争の域を越え、人身攻撃がらみの政治闘争にまで発展する様相を呈した。そこで胡錦濤国家主席がストップをかけ、現在、論争は停止状態となった。しかし、この7ヶ月の論争は今後の中国を見る上で極めて重要な内容が含まれている。本稿では問題の提起、新自由主義批判、国内外情勢の背景、批判への反批判、当局の思惑と対応などを紹介しつつコメントし、最後に論争の在り方と今後の展望を提示したい。
新自由主義論を巡る中国での論争の続きを読む
