論文: 2006年8月アーカイブ

本来、ポスト小泉は誰なのかまだ分からないというべきだが、安部晋三政権の誕生が殆ど確実視されている。国交正常化以来、最悪状態にあるという日中関係が、小泉純一郎首相8月15日の靖国参拝によって、更に冷や水を浴びせられた。安倍氏は東京裁判否定論者で、靖国参拝問題では小泉首相よりも厳しい姿勢をとる本質性がある。したがって、短期的には日中関係の根本的改善を見るのは難しかろう。しかし、日中双方とも一定の譲歩を行って、妥協点を見出す努力はなされるはずだ。外交分野での角逐に理性的に対応し、関係全体が更に悪化することは避けなくてはならない。

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